方舟が錨を下ろす良夜かな
母恋へば秋海棠より昏れゆけり
正直にものいふひととゐる秋思
神の影踏んでしまひし九月かな
またの世をまだ知らずゐて雁渡し
生きるとは大きな遊び実南天
山羊の尻並びて帰る野分かな
尻尾まで象は秋思のかたちなり
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