年逝くや天使の梯子降り来たる
ピラカンサ光り記憶のたわわなり
亡骸は記憶の器ペチカ燃ゆ
酒呑みて連句をしへる雪女
冬帝の眼に北溟の孤愁あり
十二月八日 ふらんす堂より 第一句集『聲』を上梓。 ニンゲンの管の突つ立つ原爆忌 革命があかんべしてる浮いてこい 火の色の蟬の時雨となりにけり 日の名残り路地にありけり健次の忌 エンドロール流れ晩夏の固き椅子 ピアニスト立つてジャズ弾く健次の忌 天…
君逝きて百日百夜吹雪けり
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