ルピナスの海に音なき日暮かな
師は生涯不良でありし青嶺かな
鳩居堂前に立ちゐてラムネ飲む
明易しジブリの森に彷徨ひて
夾竹桃しづかな昼の雨が降る
ヒト悼むやうに半夏の海鳴りす
夢殿夢殿やしづかに降りぬ花の雨 花あれば花の師系のとこしなへ 斑鳩に日暮れを急かす花しぐれ 花の夜のブルーノートにキャメルの香 どの木にも名前のありて風光る 信濃いま五月の水の奔りたる
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