蝉殻を脱ぎ八日目を生きんとす 今生にしがみつきたる蝉の殻 八月の金魚は口で思考せり 置き去りにされし昭和の八月よ 手榴弾のごとく少年石榴投げ 戦乱にカラシニコフと石榴の実 沈黙の水脈に数多の石榴浮く
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