鳩尾に風のぶつかる年の市 そこばかり日向となりし冬の草 聖痕のごとく掌にあり冬もみぢ 冬晴のこころの疼き軋みけり 鯉のひげ落ちてゐたるや池普請 ゆつたりと冬木に充ちる時間あり 裸木の影濃く伸びて空青し
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