冬の夜コンと哭かせる指ぎつね 雪催飢ゑたるパリは燃えてゐるか 雪もよひ燈台となるパン屋の灯 愛を売る店明るくてレノンの忌 狐火や別の手のひら見せやうか レノン忌のiPodで聴く落語かな さびしさの糸吐くごとく鶴来たり 神様の死角あたりを冬耕す
はふはふと鯛焼き食うて四ッ谷駅 たまに買ふ鯛焼きうまし至福かな 鯛焼きの並び見てゐるスカイツリー 鯛焼きとなることなかれ一行詩
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