光声の徒然日記

十七音で日々を徒然なるままに記す

鬼灯市

ブログの調子が不安定。
「墨田句会 浅草鬼灯市」

腹立つを抑えて四万六千日
鬼灯市いま青春の膝頭
鬼灯に透かしてみたる一語かな
売りごゑが梅雨の深さのなかにある
硝子絵を透かし水無月みてゐたる
仲見世の屋根開かれて梅雨夕焼
五重塔鬼灯明りに聳えけり
風鈴に白き襟足近づきぬ
鬼灯や少年の香とすれ違ふ