光声の徒然日記

十七音で日々を徒然なるままに記す

墨田句会 合羽橋商店街周辺

片陰の雷門に待ちゐたり
自販機に釣銭盗らる油照り
池波正太郎記念館)
鱸てふ一字鎮もる大暑かな
一番に大暑来ている鼻の先
(神輿屋)
正調の笛試しをり日の盛り
猛暑日の浅草探検殿に

無口なる影縮まりし街猛暑
夏草やかつて生活ありし径
花やしき収まりきらぬ猛暑かな
涼しさや笛吹童子の立ち姿
吹き抜けの珈琲館にある大暑
大川の水の匂やビアホール