2009-08-08 すぎなみ詩歌館 句会 幻戯山房八月の草匂ひけり 青柿山房涼しき水の音走る 逝く夏を石売るひとと惜しみけり 吐く息のひとつひとつに秋立てり沖にまだ大和の砲声晩夏光 身の内に十字架重き溽暑かな 漆黒のピアノ据えられ涼新た