光声の徒然日記

十七音で日々を徒然なるままに記す

すぎなみ詩歌館 句会

幻戯山房八月の草匂ひけり
青柿山房涼しき水の音走る
逝く夏を石売るひとと惜しみけり
吐く息のひとつひとつに秋立てり

沖にまだ大和の砲声晩夏光
身の内に十字架重き溽暑かな
漆黒のピアノ据えられ涼新た