光声の徒然日記

十七音で日々を徒然なるままに記す

「河」江戸川勉強会

よもつひらさかほうたるは闇深めたり
その日より光る蛍となりにけり
闘魚いま赤きタンゴとなりにけり
マザーリング手繰りて渉る銀河かな
アンドロメダ銀河となれる魚群かな
憎しみを地下に満たして夏あざみ
終戦の日をワンモアキスというバーに
黒シャツの一団過ぎる油照り
足許をうなぎの泳ぐ終戦