光声の徒然日記

十七音で日々を徒然なるままに記す

「河」江戸川勉強会

東京暮色フローズン・ダイキリとゐる/草
麦笛に空はばかばかしく広い/美智子
グッピーが夜中の虹をかけにくる/ちえ
梔子や時には濁るため眠る/みどり
王手かけ甚平の衿正しけり/位和子
落し文一語足りないパスワード/健治
夏野いく少年の刑父殺し/元嘉
時の日や溶けたあの日を壁に掛け/のりを
梅雨・東京・細胞分裂つづきけり/光声