2011-07-27 無印句会 火の色の蝉の時雨となりにけり 青春の落款捺され夜光虫 祭りあと街の眩暈を拾ひけり 流星を己が額に受けとめり 星月夜沙漠移ろふ大河あり 八月の海から帰還する少女 万歳と云うて向日葵枯れにけり