ひこばえや大地をよぎる一車輌 まさ子 ひこばえや瀬音あふれてゐたりける 富士見 いくたびも花の吹雪を帰りけり 由美 昏れてゆく水のうしろの春のこゑ 和代 虚空より枝垂れてさくら咲きゐたり 光声 草餅やチャペルが五時を告げてをり 由美 復活祭ひとりの鍵…
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