光声の徒然日記

十七音で日々を徒然なるままに記す

はちまん句会

ひこばえや大地をよぎる一車輌    まさ子
ひこばえや瀬音あふれてゐたりける  富士見
いくたびも花の吹雪を帰りけり    由美
昏れてゆく水のうしろの春のこゑ   和代
虚空より枝垂れてさくら咲きゐたり  光声
草餅やチャペルが五時を告げてをり  由美
復活祭ひとりの鍵の音立てて     和代
ひこばえや空の伸びゆく甲斐の山   常美