2011-03-14 はちまん句会 ひこばえや大地をよぎる一車輌 まさ子 ひこばえや瀬音あふれてゐたりける 富士見 いくたびも花の吹雪を帰りけり 由美 昏れてゆく水のうしろの春のこゑ 和代 虚空より枝垂れてさくら咲きゐたり 光声 草餅やチャペルが五時を告げてをり 由美 復活祭ひとりの鍵の音立てて 和代 ひこばえや空の伸びゆく甲斐の山 常美