頬撫ずる風に詩ある五月かな
バレンタインデー忘れたふりをしてゐたり 人体の紐解けゆく木の芽風 たんぽぽや深まなざしの母がゐる 死はいつも他人事なりし豆の花 はるかなる聲に呼ばれし帰雁かな 三月十一日手紙のやうに雪ふれる
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。