あぢさゐのうしろは海の暮れてをり ばらのあめとはのゆめみしゑひもせず 六月の海寂寥の水脈曳けり鎌倉といふ時空より黒揚羽 鎌倉に息ひそめ棲む青蜥蜴 切通しいつも雨なり沙羅の花 すぐそこに梅雨の海鳴り匂ふかな 十薬や詩は垂直の声ならむ
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