2010-11-06 木守柿 まほろばの天に鷹の座思ひけり 木守柿遠嶺に夜の来てゐたり ジーパンの穴から垂るる銀河の尾 秋風や父似の石を拾ひたる**悼・松下千代先生** 紅葉谿仰ぎて千代の深煙草/広治 錦秋の山河逍遥千代逝けり/広治 時雨るるや手にぬくもりの言葉あり/久美子 (青き踏むA、B、Cのビスケット 松下千代あれば) 逝く秋のA、B、Cのビスケット/光声